HubSpotの請求・仕訳をマネーフォワードへつなぐ

HubSpot起点の売上請求と仕訳をSankaで確認し、マネーフォワード クラウド会計へエクスポートする設定ガイド。

最終更新日: 2026/6/24

HubSpot起点の売上請求や仕訳をSankaで確認してからマネーフォワード クラウド会計へ送り、マネーフォワード側の記録とSankaの元データを追跡できるようにするための設定手順です。最初は検証用の事業者で確認し、勘定科目・税区分のマッピングが固まってから本番事業者で運用します。

HubSpot to Money Forward フロー

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事前準備

  • Sankaワークスペースの管理者権限。
  • 最初に検証できるマネーフォワード クラウド会計の事業者。
  • Sankaに接続済みのマネーフォワード連携。
  • 顧客、発行日、期日、通貨、明細が入ったSankaの下書き売上請求、またはエクスポート対象の仕訳。
  • マネーフォワード側の勘定科目、税区分、補助科目、部門の運用ルール。
  • 勘定科目マッピングと税区分マッピング。Sankaの明細・勘定科目をマネーフォワードの勘定科目・税区分に対応づけます。
  • 重複エクスポートの確認ルール。すでにマネーフォワードにひも付いているSankaデータは、既存の参照を確認してから再実行します。
サンプルプロンプト
/sanka このマネーフォワードエクスポート計画を変更する前に確認してください。対象事業者、Sankaの売上請求または仕訳、勘定科目マッピング、税区分マッピング、発行日、金額、貸借、重複エクスポートのリスク、経理が記帳前に内容を承認する必要があるかを確認してください。私が承認するまで、本番データのエクスポートやマネーフォワード側の再作成は実行しないでください。

HubSpotからマネーフォワードへつなぐ流れ

HubSpotをCRMの起点、マネーフォワードを会計の連携先として使う場合は、次の流れで確認します。
  1. SankaでHubSpot会社、請求先担当者、取引、商品明細、金額、通貨、税区分、支払条件を確認します。
  2. HubSpot取引から作成したSanka売上請求、または会計処理用の仕訳を確認します。
  3. 入金状況、一部入金、手数料、クレジット、消込例外を確認します。
  4. 確認済みのSanka売上請求または仕訳をマネーフォワード クラウド会計へエクスポートします。
  5. Sankaデータ、HubSpot取引、マネーフォワード参照、入金状態、エクスポート履歴を紐づけて残します。
本番前に、マネーフォワードの勘定科目、税区分、補助科目、部門、入金照合、消込例外の扱いを決めます。

連携範囲を先に分けます

Money Forwardは会計、請求書、債権管理、経費、給与など複数の領域を持ちます。HubSpot側の取引データをどのMoney Forward製品へ渡すのかを曖昧にすると、連携要件がずれます。
領域HubSpot側の起点Money Forward側で必要になりやすい情報
請求書取引、会社、商品明細、支払条件請求先、明細、税区分、支払期日、摘要
入金確認請求番号、入金予定、顧客入金日、入金額、手数料、差異理由
債権管理未入金、延滞、一部入金残高、督促、消込状態、担当者
会計連携売上、請求、入金、部門科目、部門、補助科目、プロジェクト、摘要
HubSpot戻し営業が見るステータス請求済み、入金済み、要確認、消込済み
HubSpot Money Forward連携を設計するときは、まず「請求書を作る連携」なのか、「入金消込や債権管理まで含む連携」なのかを分けます。単純な片方向エクスポートだけでよい場合と、営業がHubSpotで入金・債権状態まで見たい場合では、必要なデータと承認ポイントが変わります。

接続手順

  1. Sankaで ワークスペース > 連携サービス を開きます。
  2. 連携サービスを作成 を選択し、マネーフォワード を選びます。
  3. マネーフォワードの認可画面で対象の事業者を接続するか、管理者から共有された検証用の認証情報を入力します。
  4. 連携サービス一覧にマネーフォワードが表示されたら、エクスポートを行うチームメンバーへ権限を共有します。

エクスポートのルール

  • マネーフォワードへのエクスポートでは、Sankaの売上請求または仕訳からマネーフォワード クラウド会計のデータを作成します。
  • 仕訳エクスポートでは、Sankaの勘定科目・税区分を、設定した勘定科目マッピング・税区分マッピングでマネーフォワードの科目へ変換します。
  • 発行日、金額、貸借、摘要、参照は、入力されている範囲で引き継がれます。
  • Sankaにはマネーフォワードの参照とエクスポート履歴が残るため、どのSankaデータからマネーフォワードの記録が作成されたかを追跡できます。
  • 既存のマネーフォワードデータを再同期または更新する操作は、基本のエクスポートフローには含まれません。すでにエクスポート済みの場合は、マネーフォワード側の既存データを確認してから再作成を判断します。

請求・仕訳・消込項目を確認します

初回の本番エクスポート前に、次の対応を確認します。
元データ確認項目マネーフォワードでの影響
HubSpot取引取引名、受注日、担当者、金額、通貨、商品明細Sankaデータとエクスポート履歴の元情報になります
Sanka売上請求顧客、発行日、期日、請求番号、明細、税区分マネーフォワードの取引先、発行日、参照、税処理に影響します
Sanka仕訳勘定科目、補助科目、貸借、金額、税区分、摘要、計上日勘定科目マッピング・税区分マッピングを経て仕訳として記帳されます
消込レビュー消込済み、一部消込、未消込、重複、要確認経理担当者がエクスポート・調整・保留を判断できます
HubSpotへの書き戻し請求URL、入金状態、消込状態、未消込残高営業・CSが経理に確認せず顧客状況を把握できます

入金消込と債権管理を整理します

HubSpotとマネーフォワードをつなぐとき、請求書の作成は注目されやすい一方で、入金消込と債権管理は後回しになりがちです。請求を送ったあとの入金確認、一部入金、延滞、消込状態がHubSpotの取引と切り離されると、営業と経理の確認が増えます。 入金消込をHubSpot起点で進める場合は、次の順で確認します。
  1. HubSpotの成約済み取引から、請求対象と請求番号を確定します。
  2. 請求ごとに、支払期日、入金予定日、入金予定額を持たせます。
  3. 入金データ(銀行明細、決済、振込)を取り込み、請求と突き合わせます。
  4. 完全一致、一部入金、過入金、差異ありを分けて消込候補を作ります。
  5. 経理が差異理由を確認し、消込を確定します。
  6. マネーフォワードへは、消込済み・確認済みの入金データを渡します。
ケース確認内容HubSpotへ戻す状態
一部入金残額、次回入金予定、分割の合意があるか一部入金・残額あり
手数料差引振込手数料の負担区分、差引後の入金額入金済み(手数料差引)
過入金過入金額、次回相殺か返金か要確認・過入金
返金返金理由、返金額、対象請求返金処理済み
未入金・延滞期日超過日数、督促状況、担当者未入金・延滞
債権管理まで含める場合は、顧客・取引ごとの未入金残高、延滞日数、督促状況、経理コメントをHubSpotへ戻す設計にします。営業はHubSpot上で顧客対応を続け、経理はSankaとMoney Forward側で消込・債権状態を確認できます。

仕訳の起点とマッピングを決めます

HubSpotの取引データは営業の文脈で持たれているため、そのままでは会計の勘定科目や仕訳に対応しません。マネーフォワード クラウド会計へ渡す前に、どのイベントを仕訳の起点にするかを決めます。
起点イベント会計上の意味必要になりやすい情報
売上計上(請求発行)売上高・売掛金の計上科目、部門、税区分、摘要、計上日
入金売掛金の消し込み入金日、入金額、手数料、差異
前受前受金の計上と取崩契約期間、按分、取崩スケジュール
マネーフォワードへ渡す前に、HubSpot側の項目を会計側の粒度へ変換します。
会計側の項目HubSpot側の起点整え方
勘定科目商品・サービスの種別商品マスタごとに売上科目を対応づける
部門取引の担当チーム・拠点営業部門や事業部を会計部門へマッピング
補助科目取引先(会社)得意先の補助科目を会社単位で対応づける
税区分商品明細の税設定課税・非課税・不課税、税率を明細単位で確認
摘要取引名・請求番号請求番号、顧客名、対象期間を摘要に含める
商品マスタや取引先のマッピングを最初に整えておくと、HubSpotで新しい取引が増えても、会計側の科目・部門・補助科目がそろいやすくなります。

Sankaの売上請求をマネーフォワードへエクスポートします

  1. Sankaで コマース > 売上請求 を開きます。
  2. 経理へ送りたい売上請求を選択します。
  3. エクスポート を選択します。
  4. エクスポート先連携サービス にし、連携サービス でマネーフォワード連携を選びます。
  5. 対象の売上請求を確認し、売上請求をエクスポート をクリックします。

Sankaの仕訳をマネーフォワードへエクスポートします

  1. Sankaで 会計 > 仕訳 を開きます。
  2. エクスポートする仕訳を選択します。
  3. 勘定科目マッピングと税区分マッピングが、対象事業者の科目に正しく対応していることを確認します。
  4. エクスポート を選択し、エクスポート先にマネーフォワード連携を指定します。
  5. 計上日、貸借、金額、勘定科目、税区分を確認し、エクスポートを実行します。
エクスポート後はマネーフォワードを開き、内容を確認してから記帳します。取引先、発行日、勘定科目、税区分、貸借、金額を確認します。

設定を検証します

  • まず検証用の事業者で、小さな請求または仕訳を1件だけエクスポートします。
  • 勘定科目マッピング・税区分マッピングが正しく適用され、貸借と金額が一致することを確認します。
  • Sankaでエクスポート履歴を開き、エクスポート状態とひも付いたマネーフォワード参照を確認します。
  • 勘定科目や税区分のマッピングが欠けている仕訳を試し、エクスポート前にブロックされることを確認します。

エクスポート後の確認

  • 売上請求 または 仕訳 で、Sankaのデータが監査用に残り、エクスポート履歴に結果が表示されることを確認します。
  • マネーフォワードで、内容が経理の承認前に確定していないことを確認します。
  • 経理がマネーフォワードで勘定科目・税区分・金額を変更した場合は、最終的な会計処理を社内手順に記録します。
  • エクスポートが失敗した場合は、まずSankaのデータと勘定科目・税区分マッピングを確認し、次に事業者・認証の状態を確認します。

トラブルシューティング

マネーフォワードは接続済みだがエクスポートに失敗する

選択した事業者、認証状態、Sankaの請求または仕訳、勘定科目マッピング、税区分マッピングを確認します。多くの失敗は、マッピングの不足、貸借不一致、認可の期限切れが原因です。

仕訳の貸借が合わない

Sanka側の明細の勘定科目、金額、税、丸め処理を確認し、勘定科目マッピングと税区分マッピングが正しく適用されているか確認します。

マネーフォワードに誤った勘定科目で記帳された

勘定科目マッピングと税区分マッピングを確認します。Sankaの勘定科目が対象事業者の科目に正しく対応しているかを見直してから再エクスポートします。

重複してデータが作成された

再実行の前に、Sankaのエクスポート履歴とマネーフォワードの参照を確認します。基本のエクスポートフローはデータを新規作成するもので、既存のマネーフォワードデータと自動でマージ・更新はしません。

チェックポイント

Sankaの売上請求、仕訳、エクスポート履歴、アクション履歴、ワークフロー履歴、監査ログを、マネーフォワード側の記録とあわせて確認してから、顧客に返信したりAIにコード変更を依頼したりします。
Sankaを検索...
マネーフォワードエクスポートの操作を確認する

ログ

ログを検索すべてのアクションすべての日付
ID / アクション日時対象 / 項目変更内容実行者
3マネーフォワードエクスポート設定を確認2026/05/10 16:00仕訳 JE-3001勘定科目マッピングと税区分マッピングを確認Claude連携
2仕訳をエクスポート2026/05/10 16:15マネーフォワード仕訳Sanka仕訳からマネーフォワードの仕訳を作成Sanka連携
1経理の承認を確認2026/05/10 16:30マネーフォワード仕訳記帳前に貸借と科目を確認Sankaユーザー

安全な確認には、Sankaの請求または仕訳、対象事業者、勘定科目マッピング、税区分マッピング、貸借、金額、エクスポート履歴、重複リスク、経理の承認状態を含めます。

本番移行のヒント

  • 本番事業者を使う前に、検証用の事業者で最低1件はエクスポートを実行します。
  • 初回エクスポート前に、勘定科目マッピングと税区分マッピングを確定します。
  • 最初の本番バッチは小さく保ち、Sankaの合計とマネーフォワード側の合計を比較します。
  • 本番移行後の最初の1週間は、エクスポート履歴とマネーフォワードの記録を毎日確認します。

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